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北アルプス北部に位置する白馬岳
天大雪渓に身をおいたら、夏を忘れてしまった。

高山植物群落への白い道
アルプスの3000メートル級の山々にあつて、白馬岳はビギナーをやさしく迎えてくれる山である
歩行時間はまあまあ長くても、山頂直下まで雪渓が通じていて、転びやすい岩場を歩かなくてすむ。

雪渓と聞くと、いったん転んだらどこまでも滑り続けてしまう怖さを感じてしまう人もいるかもしれない、だがこの
大雪渓は、そんな心配無用の緩やかな傾斜である
真夏でも吹き抜ける風は涼しく、雪渓の両側には花が咲き、目を楽しましてくれるそしてここは、高山植物群落へと
続く白い道なのである。

白馬岳は、アルプス一の高山植物の山として知られている、国内には現在、約470種の高山植物があるが
白馬岳にはそのうちの半数以上が生育している
中でもウルップソウは、
国内では白馬岳と八ヶ岳の一部と礼文島にしか育成していない希少種だ。

さらにシロウマチドリやシロウマリンドウ、シロウマサツキなど、シロウマの名を冠した高山植物
も19種ある。

ほかにも、おなじみのチングルマやミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲ、シナノキンパイなど、数え上げたらきりがない。

大雪渓から小雪渓、稜線えと登っていけば、次から次に現れるお花畑が目を楽しましてくれる
ことだろう。
とにかく一度、雪渓に踏み出してみるのがいい。
ところで白馬岳という名だが、なんともロマンチックである。

しかしこれは「はくば」ではなく「しろうま」と読む、春になって雪が溶け始めると、この山の一角に馬の形をした黒い山肌が現れる、この形を代かき馬に見立てて自然の暦とし、農業に携わる人たちは農耕を始める為の目安としてきた
そこから「代馬」とよばれ、やがて「白馬」と表記されるようになった。

だがいつしか語呂のよいハクバと呼ぶ人が増え、いまでは町名や駅名までハクバと呼ばれるようになった。
大雪渓のむこうに、たくさんの花たちが待っている。

標高2932メートルの白馬岳には、夏の涼を求めてたくさんの登山者が訪れる
梅雨明けの最盛期には1日2000人を超える登山者が集中することもあり、大雪渓には登山者の長い列がつづく
山頂直下には日本で1位と2位の宿泊者数を誇る2軒の山小屋が建っているが、混雑は必至だ。
快適さを求めるなら、出来るだけ平日を含めた日程でのぞみたい。

第1日目
白馬駅からバスで猿倉へ。
ここには村営猿倉荘や公衆トイレがある、登山届け提出後、山荘の左手から登山道に入る
いったん林道に出、林道終点から白馬尻へと続く登山道に再び入っていく。

白馬岳を正面に仰ぐ白馬尻には、村営白馬尻荘
と白馬尻小屋の2軒の山小屋が建つ。
白馬尻小屋の前から道標に従い、大雪渓に向かう。

大雪渓は上部の葱平まで距離にして2キロ、
標高差で約600メートル、軽アイゼンの爪をしっかり効かせ、ゆっくりと登ろう。

雪渓は徐々に傾斜を増し、やがて大雪渓の終点、葱平。左手には天を突くような杓子岳が印象的だ
この先、急な小雪渓のトラバースは慎重に、一帯にはさまざまな高山植物が咲き乱れる

沢沿いの急な道を登りきると村営頂上宿舎で、水場とキャンプ場がある。傾斜は緩やかになり、日本一の宿泊者数を
誇る白馬山荘もまもなくだ。
今夜はどちらかに宿泊する、受付をすませ天気がよければ、白馬岳を往復しておこう、白馬岳山頂からの展望はすばら
く、槍ヶ岳、剣岳などはもとより遠く南アルプスや富士山もその姿を見せてくれる、傍らには作家、新田次郎の「強力
伝」で有名になった方位指示板がある。

第2日目
翌朝、山荘から白馬岳山頂を通過し、気持ちのよい稜線を三国境へと下っていく。
このあたりは、富山県側が緩やかで長野県側がスッパリ切れ落ちた、典型的な非対称山稜になっている。
長野、新潟、富山県の県境、三国境で朝日岳方面へと向かう道とわかれ、小蓮華山へと緩やかに登る、小蓮華山からは山の上の瞳、白馬大池へむかってなだらかな雷鳥坂を下る。

白馬大池のほとりには赤い屋根が印象的な白馬大池山荘が建ち、時期が合えばハクサンコザクラやチングルマなどの
見事な群落がみられる。

白馬大池を左から回り込み、緩やかに登っていくと白馬乗鞍岳で、野球場のように広い山頂には大きなケルンと
道標がある、山頂を横断し、天狗原へと急斜面を下る、ここは時期が早いと大きな雪渓が残り、滑落に注意が必要だ
天狗原は静かな高層湿原で広い湿原での木道に導かれて樹林帯へと入る。

縦間か栂池自然園が見えるようになれば縦走も残りわずか、ビジターセンターの横に出てフィナーレとなる。

白馬山 (ルートマップ)


アクセス
行き=JR大糸線白馬駅から松本電鉄バスで猿倉まで30分。帰り=栂池自然園からロープーウエイとゴンドラリフトを乗り継いで(計16分)栂池高原へ。栂池高原から白馬駅までバスで23分。

コースタイム
第1日目=猿倉〜1時間10分〜白馬尻〜2時間〜葱平〜2時間〜村営頂上宿舎〜25分〜白馬山荘〜白馬岳往復25分
第2日目=白馬山荘〜15分〜白馬岳〜30分〜三国境〜40分〜小蓮華山〜1時間20分〜白馬大池〜30分〜
乗鞍岳〜50分〜天狗原〜50分〜栂池自然園

問い合わせ先
交通=松本電鉄バス白馬営業所 0261-72-3155 / アルプスタクシー 0261-72-2221 / 白馬観光タクシー 0261-72-2144 / 栂池ゴンドラリフト 0261-83-3255 / 案内=白馬観光情報館 0261-72-7100
宿泊=村営猿倉荘、村営白馬尻荘、村営白馬岳頂上宿舎 0261-72-2279 / 白馬尻小屋、白馬山荘、白馬大池山荘
栂池ヒュッテ 0261-72-2002(白馬館) / 村営栂池山荘 0261-83-3113

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